私が大好きな、ロシア構成主義時代の展覧会が、
埼玉近代美術館でいよいよはじまりました。
ロシアの夢 1917-1937http://www.momas.jp/
2009年10月10日(土)~2009年12月6日(日)休館日 月曜日(10/12、11/23は開館)
開館時間 午前10時~午後5時30分
ロシアンアバンギャルドは当時より現代美術にまで大きな影響を与えた。
その活動自体は、スターリンの粛清期により幕を閉じるが、共産主義という遺物の中で、
かろうじて残った芸術が20世紀の終わりに復興する。
80年代のバブル真っ盛りの裕福な時代の日本でも、インダストリアルな音やデザインが、レコードと、そのジャケットなどに使われた。
ムーンライダーズ「マニアマニエラ」。言わずもがなの名盤は、「労働と団結」にインスパイアされた赤の芸術、日本ロック100選に必ずある一枚。
YMO。高橋幸宏はファッションという舞台で、自分のブランドである「ブリックス・モノ」で、スプレマティズムを分かりやすく
パクオマージュした。
日本が、そして世界がフォローしていた、現人神、・クラフトワーク「人間解体」。もちろんいち早く未来派を採用、、ド直球の構成主義ジャケット。
採用されたデザインと、収録されている音楽のジャンルが密接に関係しており、CDとしてもコンセプトがしっかりとしていることに気づかせてくれる。
ついでにインダストリアル系。DAF様のジャケットもとってもロシア。
以上、かなりメジャー所、名盤を揃えました。未聴の方は、どちらもぜひ。
大量生産と建築、消費の象徴として、奇しくもバブル崩壊で衰退を迎えるテクノポップ。
1980年からなんと30年が過ぎようとしている。そろそろ生まれようとしている、さらに新しい波。
そんな次の「芸術」を壊すものは、何なのだろうか。
館内で、
4830円で売っていた未来派のオムニバスCD。
アマゾンで2730円(10月10日現在)で売ってるし・・・。ヒドイ!
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